症状を知っておこう

症状と判断

医師

脊柱管狭窄症は、いろいろな症状が身体に表れます。たとえば、腰痛であったり、足のしびれなどです。しかしながら、足のふくらはぎや足の裏にも痛みやしびれが生じることもありますが、その場合はたいていは片側の足です。こうした部分的な痛みやしびれも脊柱管狭窄症の症状です。このような症状が出ると階段の上り下りや歩行に困難が生じます。そして、さらに症状が悪化すると足を動かすと尿意を催すことがあります。これは排尿障害と呼ばれるものです。それでは、自分が脊柱管狭窄症かどうかはどのように判断すれば良いのでしょうか。次のような症状があるかどうかで判断します。歩行において、歩き始めて少し経つと痛みもしくはしびれを感じるが、休むと症状が治まる場合です。こうした症状が当てはまるのであれば、脊柱管狭窄症の可能性が高いです。

他の病気との違い

脊柱管狭窄症は、腰痛や足のしびれなどが典型的な症状ですが、他の病気にも似たような症状がありますが、それらとはどのようにして区別することができるのでしょうか。たとえば、椎間板ヘルニアにも腰痛の症状があります。この答えは、痛みがどのようにして感じ始めるかで判断できます。椎間板ヘルニアの場合は、姿勢を前かがみにすると、腰の痛みを感じます。一方、脊柱管狭窄症の場合は、前かがみなると腰の痛みがむしろ治まります。さらに、動き始めても痛みがなく、しばらく経過すると痛みを伴うようになるという特徴があります。他にも、年齢で識別することができます。すなわち、椎間板ヘルニアであれば若い人に多い傾向がありますが、脊柱管狭窄症は高齢者に多い傾向があります。